青い色の話。
やまなし / 宮沢賢治
冒頭の「二枚の青い幻燈」と言う言葉が妙に印象的だった「やまなし」という物語から思いつくことをまったりと書いてみます!
教科書(調べてみたら光村図書・小学校六年生 国語)に掲載されてる話の中で一番すきだったので、授業中に何度もこっそり読み返してました。
ちなみに私は「幻燈」という言葉がよくわからなかったので、「走馬灯」を思い描いてました。
挿絵も切り絵っぽくて、くるくる回るのが安易に想像できたので・・・。
実際は映写機で映すスライド写真みたいなもののようです。
(ちなみに教科書に載ってた話で2番目は工藤直子さんの「ふきのとう」です)
二枚の。というのは、かにの兄弟がクラムボンを眺める初夏と、泡比べをしているところにやまなしがトブンと落ちてくる晩秋。
魚をこわい所へ連れ去ったカワセミが、またやってきたのかと思ったらやまなしでした!みたいな!
個人的には「こわいよ、お父さん。」の兄→弟の繰り返しが「カワセミ=こわい」を妙に強調されて感じたせいか、絵本をもらって読み返してるときも「もうすぐこわいかわせみがくるぞー!」とページをめくってました。
かわせみ こわい。
水面と水底
私は水に顔をつけるのが苦手で、泳ぐのも息継ぎも下手なのですが、プールでの潜水は15mくらいできておりまして。
潜水しながら見る水底のゆらゆらした波目模様はつかみどころがない感じがすきでした。
好き過ぎて石川県金沢市の金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」という展示を見に行きました。
息苦しさを感じることなく水底からユラユラと水面を見上げる感覚・・・。
カニの兄弟の気持ちになって、クラムボンが笑ってたのかも!とか話題としてよさそうだなぁ。「クラムボン」という言葉を意外と覚えてる人多いし。
クラムボンというと「かぷかぷ」という音・・・なのか?が特徴的で。
実際に発音してみると、そういえば海や川の水際で(音として例えるならば)こんな音聞いたことあるなー。と思ってました。
今後、海や川に出かけたときにかぷかぷした音をきいた時に、「あ、もしかしてこれ、クラムボンの笑い声じゃ・・・!」とか思うと恐怖楽しくなりますね(´▽`*)
画像がみえませんね。↑ 残念。